あらゆる情報が電子化される現代ですが、紙媒体の書類を棚に入れて共有するのと同じように、
電子データを共有するために複数のユーザがアクセス可能なパソコンを用意しているオフィスも多いかと思います。
このようにファイルを共有する目的に使用されるパソコンなどをファイルサーバーと呼びます。
ファイルサービスは通常、クライアントのコンピュータ上でファイルの一覧を表示するプログラム
(Windowsならエクスプローラ、Macintoshならファインダ)から使用することができます。
ネットワークからファイルサーバーを探し、場合によってはIDとパスワードを入力することで、
ファイルサーバーの中にあるファイルを、あたかも自分のコンピュータ内にあるように使用することができます。
ファイルサーバーと本棚で最も異なる点は、遠隔で情報にアクセスできるかどうかです。
本棚にはその場にいないと触れることができませんが、
ファイルサーバーは外部からでもインターネットなどを経由してアクセスすることが可能です。
出張中、あるいは自宅でも会社の情報にアクセスできるのは、ファイルサーバーの大きなメリットだといえるでしょう。
しかしながら、セキュリティ面の問題もあるため、
社内などの同一ネットワークからしかアクセス出来ないようにしておくのが一般的です。
何人もの人が同時に同じファイルにアクセスする可能性があるということでもあります。
複数の人が同時に同じファイルに書き込もうとすると、内容の整合性が取れなくなる可能性があります。
このような問題が発生しないようにするために、複数の人が同時に同じファイルを開けないようにするなど、
問題を未然に防ぐような対策を打っておく必要があるでしょう。
また、複数人が扱うファイルというのは、その状況下では重要ファイルであったり、
時間の経過と共に重要ファイルになっていくケースも少なくありません。
データの紛失や、誤って削除された時などに備えて定期的にバックアップすることも必要ですね。